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蘇鉄を食べる蝶(ソテツシジミ調査団結成)

釣り師に転向していた蝶屋さん。

この秋は久々にチョウを追っかけています。

昨年の秋ぐらいから阪神間の蝶マニアの間で話題になっているチョウ「クロマダラソテツシジミ

もともとは南方系のチョウで、日本では台風などの時にみられる迷蝶のはずだったんですが、2006年ごろから、沖縄から南九州にかけて発生が確認されています。

2007年からは、岡山そしてこの阪神間(宝塚・池田を中心に大阪から神戸まで)でかなりの数の目撃情報がありました。

そして今年、7月の後半ごろから、ネットの書き込みが始まり、昨年よりさらに目撃情報が増えています。

7月21日付の神戸新聞の記事です。

外来種のチョウ、分布拡大か ソテツの天敵 

 南アジア原産のチョウで、昨年初めて国内で確認されたクロマダラソテツシジミが、西宮市など阪神間に広く分布していることが、西宮自然保護協会の調査で分かった。気温三〇度程度を好んで生息するといい、同会は「温暖化で繁殖可能な地域が広がっているのではないか」と指摘。一方、幼虫がソテツの新芽を食べる習性があり、早くも街路樹や植木への影響が懸念されている。

 羽を広げた体長は約三センチ。メス一匹が約四百個の卵を生み、二週間で成虫になる。主にフィリピンなどに生息しているが、昨年夏、九州のほか、宝塚市や大阪府池田市など関西でも確認された。

 今年は八月五日に、同会副会長の神吉正雄さん(67)=宝塚市=と兄の弘視さん(70)=大阪市=が、西宮市の北山緑化植物園で発見。調査エリアを広げると、西宮市全域と尼崎、芦屋、宝塚、神戸市の計四十三カ所で、少なくとも数百匹を確認した。

 同会では、繁殖の理由を、幼虫や卵の付いた植木が南方から運ばれた▽昨年の個体が越冬した▽愛好家が放した-と推測。本州での越冬は無理とみられていただけに、神吉さんは「ビニールハウスで越冬したのだろうか」と話す。

 一方、今年確認された場所では、ソテツの新芽がほぼ食べ尽くされていたといい、このシジミに詳しい大阪府立大の平井規央助教(昆虫学)は「海外ではマメやかんきつ類を食べるという報告もあり、将来、害虫化する可能性もある。まず愛好家に呼びかけ分布エリアを調べたい」と話す。

宝塚にある私の職場にもソテツの木があります。

さっそく、蝶屋さんの命を受け「クロマダラソテツシジミ」の調査開始です。

123

5上の左から二つはかなり立派な木です。後日、この木は俗にフェニックスと呼ばれる、カナリーヤシと判明。

上の右は人の背丈ほどですが、今のところ形跡がありませんでした。

右の写真の木。

この写真を撮った時は夕方で、チョウの姿は確認できませんでした。

帰って蝶屋さんに写真を見せたところ、この木が一番いい条件であるということで、次の日お昼休みに再度調査。

いました、ドンピシャ。成虫(蝶)が4・5匹木のまわりを飛び回っていました。

新芽につくということなので、夕方退社時間にもう一度寄って、芽を採集。

よーく見ると、茶色っぽい幼虫らしきものがうごめいている。

Photo

家に帰って、見てみると新芽の間から確認できただけで4匹。まだ、間に隠れている可能性があるのと、孵化してない卵も。

飼ってみるそうなので、明日また、餌を調達かたがた、蝶の採集は難しいので、写真でも撮ろうかな。

続きは、明日にでもアップします。

で、次の日デジイチくんを持って、ソテツのきの周りをウロウロ。

間違いなく怪しいオバサン。退社時間にこの木の近くにある守衛室の方にご挨拶して、しばらくこういう光景が見られるけど、決して怪しいものではありませんとお断り入れておきました(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

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コメント

熊本の宇城市不知火でクロマダラソテツシジミが乱舞していました。6頭捕獲。1カップルは交尾したまま、捕虫網のなかへ。少し南のほうのソテツを調べてみるも無し。天草にいるといううわさはありましたが、行くまでもなく、こんなところにまで。2001.10.20

投稿: | 2009年10月21日 (水) 22時24分

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