« 我が家に来て3週間 | トップページ | THE JISUI(ざ・じすい) »

春の花と言えばタンポポでしょうか

春の花といえばタンポポでしょうか。

   3

タンポポは元々日本にある在来種と、外国からやって来た外来種があるのをご存知ですか。

上の写真はカンサイタンポポと言って、この周辺で見られる在来種の代表的なものです。

が、最近は街中ではほとんど見ることが無くなりました。

代わって見られるのはセイヨウタンポポです。

見分け方は意外と簡単です。

   2_4

   Seiyo_t11
     分かりやすい写真、某所からお借りしましたup

花の額のように見える部分(タンポポは花弁のように見えるのは一つの花で、花に見えるのは小さな花が集まったものなのです)は総苞と呼ばれます。

上の写真、カンサイタンポポの総苞は跳ね返りがありません。

下の写真、セイヨウタンポポの総苞に跳ね返りがあります。

着物の裾のようにすぼんでいるのが日本産。

スカートのように広がっているのが外国産。

とでも、覚えて下さい。

タンポポに関する思い出を・・・。

私が高校生のころ、所属するクラブで市内のタンポポの分布調査のお手伝いをすることになりました。

その時はじめてタンポポにセイヨウタンポポとカンサイタンポポがあることを知りました。

驚いたのは、セイヨウタンポポの方が多く見られること。

カンサイタンポポがかろうじて見られたのは、市内のところどころ残っていた田圃や畑のみだった。

日本産のタンポポが外国のタンポポにとって代わられてきていることを知りました。

このことがきっかけで、環境破壊が公害や開発だけではなく、外国から持ち込まれた植物によっても進んでいることを知り、環境と植物に興味を持つようになりました。

今現在はさらにセイヨウタンポポの侵略は進み、カンサイタンポポを見つけるのは容易でなくなってます。

「オウベイカ!(欧米化)」です。

お住まいの近くでカンサイタンポポが見つかったら、まだ自然豊かな場所である証拠です。

一度、近所を探してみて下さい。

追記

セイヨウタンポポに駆逐された、カンサイタンポポですが、もっと恐ろしいことになっています。

同じ仲間であるため自然に交配して、ハイブリット(雑種)が出来ているそうです。

ますます、日本固有の植物が少なくなりますね。

丹後半島に自生する「トウテイラン」のように身近だった花が絶滅の危機に瀕しています。

|

« 我が家に来て3週間 | トップページ | THE JISUI(ざ・じすい) »

花・自然」カテゴリの記事

コメント

我が家の周囲に数年前から雑草を引っこ抜き、芝生を植え漸く根付いた数カ所から遠慮するように黄色の花が一輪二輪と咲いているのが在来種のカンサイタンポポなんですね。写真と全く同じです。植物も動物も在来種と外来種のものが増えてきましたね。大分温度も上がり来月位からそろそろ蓮の花が咲き出すかも知れません。お薦めはJR花園駅(京都)下車すれば本金剛院と言うお寺があり、ここで綺麗な蓮の花が見られます。写真やる人は良くご存知かも。但し蓮の花は早朝から徐々に花が開き出し午後には閉じて終いますのでこちらを5時くらいに出て6時には到着する必要があるのがちょっとしんどいかなです。もう20年前叔母と家内のアッシーで付き合いました。その時の大きく開いた花の花心を主役にした写真を展覧会に出品したらアサヒカメラに掲載された思い出があります。京都は色々な花があって良いところです。夏は植物園で大朝顔展をやっていますし・・。

投稿: フーさん | 2009年4月11日 (土) 18時56分

一昨日タンポポを見ながらじっくりと散歩しました。
この辺りでは、ほとんどがカンサイタンポポでしたよ。
西洋タンポポを探すほうが難しかったです。
西洋タンポポは花1つあれば、ドンドン増えるのに対して
カンサイタンポポは、自身だけでは増えないんだそうですね。
これが西洋タンポポにドンドン押されてしまう原因だと書いてありました。

投稿: タワラジェンヌ | 2009年4月15日 (水) 17時12分

タワラジェンヌさん、調査していただいたんですね。ありがとうございます。
やはりそうでしたか。
都会に適度に近くて自然豊、いいところにお住まいです。いつも羨ましくブログ拝見させていただいてます。

>西洋タンポポは花1つあれば、ドンドン増えるのに対して、カンサイタンポポは、自身だけでは増えないんだそうですね。
そうなんです、自家受精って言うのですが、外来種には多いみたいですね。
たまたま外国からやって来て、他に仲間がいなかったので、とりあえず子孫を残すのにクローンを残しておこうという究極の手法です。
外来種に多いのは、そうやって生き残った種類だからでしょうね。
遺伝子的に言うとセイヨウタンポポは3倍体という遺伝子を待っていて、自家生殖に適しています。カンサイタンポポは2倍体です。悲しいことにクローンの残せない自家不和合性とうい機能になっています。
ドンドン押されているのはこう言う理由からなんです。
ハイブリッド(雑種)になってでも行き残ろうとしている、悲しいお話です。

投稿: manga | 2009年4月15日 (水) 19時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1012851/29039734

この記事へのトラックバック一覧です: 春の花と言えばタンポポでしょうか:

« 我が家に来て3週間 | トップページ | THE JISUI(ざ・じすい) »